sayaki
著作権の侵害のない画像を削除され、ここの運営とトラブルになりました。
使った画像はパブリックドメイン(公共の財産)です。
著作権を誰も持たない画像を削除されました。
それは無知ゆえに間違えたのだと思い、その時点で謝罪があれば終わっていた話でした。
ユーザーは、本サービスの利用にあたり、次に掲げる行為を行ってはならないものとします。
禁止事項に違反した場合には、強制退会、利用停止、画像等の情報の全部もしくは一部の削除、又は公開範囲の変更等の不利益な措置を採ることがあります。
(1) 当グループもしくは他者の著作権、商標権等の知的財産権を侵害する行為、又は侵害する恐れのある行為。
今回の規約違反に関する処分は画像削除以外に特にございませんが
同様の案件が繰り返された場合、アカウント停止等のより厳しい措置を
実施する場合もございますのでご注意下さい。
これが最初に受けたメールです。
当然私は、「著作の侵害がない画」だと説明をしました。
今回のケースにつきましては対応対象であった画像は権利的に問題の無い画像であり
ご指摘いただきましたとおり画像の復元を行ないますことが
本来であれば最適な対応であるものと当方も考えております。
ですが、大変申し訳ございませんがみてみんのシステムでは
一度削除を行なった画像の復元は行なえない仕様となっております。
また、利用規約にて運営対応によって生じたいかなる損害にも
運営は責任を負わない旨、ご同意をいただいておりますので
何卒ご了承の程、お願い申し上げます。
損害があるから賠償しろなどと一度も言わないのにこの文面です。
そんな事はどうでもいいので、今後画像をUPする際に再び削除されないように
画を使うことを許す存在がどこにいるのか、質問を「お問い合わせ」からしました。
今回明記をお願いしておりますのはパブリックドメインであることを
第三者が確認可能な出典元情報となります。
例えばパブリックドメインであることを宣言されたフリー素材である場合は
パブリックドメインであることが宣言されているページのURLや配布先サイト情報等となります。
という、意味のわからない返事が届きました。
誰も所有権を持たない公共の財産を「フリーだと宣言」出来る権利を持つ人がどうやらいるそうです。
なので私は再び「それはどこの誰なのか」と質問しました。
この時点で、この運営はフリー素材と公共の財産の区別もつかないと気付いていました。
フリー素材は素材提供サイトによって、様々な制約があります。
なのでわざわざ、著作権を誰も持たない画像を使ったにもかかわらず、運営はその意味を全く理解できません。
著作権保護期間消滅等によりパブリックドメインとなっている作品につきましては
ご指摘のようにフリーであることを宣言できる特定の人物は存在いたしません。
しかしながら、対応の際にパブリックドメインであるのかの確認が必要となってまいりますので、
画像のコメント欄にてパブリックドメインであることが確認可能な情報を
記載いただきますようお願いしております次第です。
やっと「公共の財産」をフリー宣言できる人間がいないことを理解してくれたようです。
しかし、「確認可能な情報を記載」などと矛盾したことをまだ言うのです。
著作権を誰も持たないのに一体誰が、それ使ってもいいよ、と「確認可能な情報」をくれると言うのでしょう?
「それが出来る存在はいないと何度も申し上げましたが、ドコの何を記載すればいいのか?」と
また同じ質問をしなければなりませんでした。
あと、話がわかる人に回答をお願いしたのですが、どうやらいないようです。画像サイトなのに。
今回対応の対象となりました作品がパブリックドメインであり
本来削除されるべき画像でなかったとのご指摘につきましては当方も異論はございません。
sayaki様に対しご不快の念をおかけいたしまして大変申し訳なく思っております。
しかしながら、パブリックドメインの画像であった場合でもご投稿の際に添えられた
権利情報の有無を対応基準の一つとする点につきましては管理上の方針となりますので
何卒ご了承をいただけますと幸いです。
まことに恐れながら今回の案件に対する回答は今後控えさせていただきたく存じます。
本件に関して重ねてご質問を頂きました場合でもこれ以上の対応は致しかねますこと、
何卒ご理解をいただきますようお願いいたします。
これが最後のメールでした。
つまり、何も回答を得られないまま一方的に対応を打ち切ったのです。
なので今現在、私は画像をUPする事ができません。
UPするためには、この世に存在しない「パブリックドメインを使ってもいいよ、と許可をくれる存在」
を記載しなければならないからです。
次回はどれだけ酷い対応だったかを、もっと詳しい内容を書きます。
この事は「公表する」と運営にも伝えてあります。運営の行為に非がなければ、ユーザーが正しく
このサイトを活用する指針にもなり有益だと思うので、あった事をそのまま書きます、と伝えました。
事前に言っておいても、運営はこの文面を削除するでしょうね。
読めばお分かりの通り、あったことをそのまま書いています。
上の文面を見て頂いてもお分かりの通り、言う事がコロコロ変わります。
WEB上の様々なサービスの会員になっていますが、運営とトラブルになったのは初めてです。
無論、画像を削除されたのも初めてです。
ここ以外でも、同じ文面で公表する予定です。
今も私がUPした画像で、パブリックドメイン(公共の財産)の画像が残っています。
なので私は「残っている画と削除された画の差がどこにあって、そう判断されたか」と質問しました。
それを質問しないと、ユーザーは何が削除されて何が削除されないのか、その理由と基準がわからない為です。
今回の対応に関してですがみてみんとは異なる外部サイトにて
sayaki様がご投稿されていた画像と同一の画像の掲載を確認したことがきっかけとなります。
その後、sayaki様ご投稿の他の画像を合わせて確認いたしましたところ
sayaki様の画像が投稿される以前から同一の画像が外部サイトで
掲載されていることを確認できたものには同様の対応を行なっております。
運営側で確認を行ないました際に同一の画像を外部サイトで確認できなかった、
もしくはsayaki様の画像投稿時刻より以前の画像掲載が確認できなかったものにつきましては
対応の為の証拠が不十分であるとして、対応は行なっておりません。
人の話を、全く聞かない運営です。
他のサイトで、他の人が同じ画像を使っていても、その人も私と同じく「公共の財産」を使ったに過ぎません。
その同じ画像を掲載、もしくは紹介している人も、全ての人が著作権を持っているわけではないので、それを見つけたからといって、何の証明にもなりません。
にもかかわらず、他の場所で同じ画像を見て削除した、と恥ずかしくも無く言ってのけるのです。
どこで同じ画像を見つけてもダメです。その全てが、著作権を持たないのですから。
公共の財産、の意味が理解できないかもしくは悔しいので認めたくないのか。
何度も何度も根気良く説明しました。
無視しているのか本当に理解していないのかはわかりません。
最後は、人の話を良く聞いてくださいとお願いしなければなりませんでした。
しかも最後は、これで「返答済みだ」とまで言うのですここの運営。
みてみんは「自分に権利があるものを掲載すること」を前提とした画像サイトとなります。
その為、FAQにて他者が権利を持つ画像を投稿する際について別途回答を行なっております。
また、上記のような前提を踏まえるみてみんの性質上
「転載の情報がない場合は投稿者に権利がある」という認識となります。
そこで私は、「私も公共の人間の一人なので、使う権利がある」と言いました。
投稿者に権利がある、という条件を満たしていると説明しましたが、完全に無視されました。
そもそも「公共の所有物」の画像に、併記の義務はありません。
なぜかというと、著作権を誰も持たないので、誰もが使う権利を有しているからです。
それも何度も説明しましたが結局全部無視でした。
せめて、それがわかる人に対応をかわって下さいとお願いをしましたが、それも無視でした。
FAQにも規約にも書いてないことを持ち出されて、「だから画像を削除した」と言われました。
どこにその規約がありますか?
これが「後付で以前の行為を正当化する」という事です。
いかなる法も、遡って裁くことは出来ない常識はご存知ですか?
と訴えなければなりませんでした。
これがパブリックドメイン、もしくはフリーだと宣言できる人間はドコにいますか?
削除した画は、わからないけどとりあえず適当に削除した、と言う事だとの判断で間違いないですね?
と私は質問しました。
こちらのご質問につきましては、前回お送りいたしました返信内にて
フリーであることを宣言できる特定の人物について、
また今回の対応までの経緯について記載を行なわせていただきましたので
そちらを回答と代えさせて頂きます
どうやら、他のサイトで同じ画像を見つけたのが、回答だと勘違いしているようです。
何度説明しても、理解しようとしません。
同じ画像を掲載、もしくは紹介している人も、その全ての人が著作権を持っているわけではないのです。
それを見つけたからといって、何の証明にもなりません。
私と同じく「公共の財産」を使ったに過ぎないのです。
私は何度も、「フリーで使っていいよ」と許可できる人間はいないと説明しました。
その全てを無視してこれです。
回答は何一ついただいていません。
じゃあどうすればいいのか、という根本的な問題が残ったままです。
「どこの何を併記すればいいのか」、と何度も聞きましたが無駄でした。
なのに運営は「パブリックドメインであることを証明しろ」と言ったまま
まことに恐れながら今回の案件に対する回答は今後控えさせていただきたく存じます。
本件に関して重ねてご質問を頂きました場合でもこれ以上の対応は致しかねますこと、
何卒ご理解をいただきますようお願いいたします。
と最後にメールで締めくくり、私は画をUPできない状態のまま放置されています、現在まで。
同じ事を何度も何度も根気良く説明したのですが、全部無視でした。
「知りませんでしたすみません」の一言があれば、画像を再UPする……1度のやり取りで終わるはずの話でした。
知らないのに論を振りかざすから、おかしなことになるのだと私は言いました。
せめて、その返答がどれだけおかしいか、最低でもそれがわかる人にかわって下さい、とも言いました。
その全てに無視されています。現在も。
運営もこれを読んでいるでしょう?
あったことをそのまま書いていますよ。
私は公表すると確かに言いましたよね?
一度のやりとりで終わるはずの対応を、ここまでこじらせたのは私ではありません、運営であるあなたです。
しかもそれは今も続いています。
謝罪はやっと最後に頂きましたね。
「しかしながら」じゃあどうすればいいかの回答を頂いていません。
「しかしながら」←これ良く使っていましたね。この後の文面は全て「私はあなたの話を聞いていません」としか読めませんでした。それも全部出しましょうか?全部「ここが間違ってる」と指摘しなければならないですか?
本当に酷い対応でした。
こんばんわです。お騒がせしてしまい本当に申し訳ありません。
まずはこのような問題に真摯なコメントを頂けた事にお礼申し上げます。
おっしゃる通りだと思います。私ひとりだけの問題であれば、私もその通りにしたと思います。
お気遣いいただいたことに本当に感謝しています。
なので私がこの画像についての権利にこだわってしまう理由を、ご説明しなければならないと思いました。
「当グループもしくは他者の著作権、商標権等の知的財産権を侵害する行為、又は侵害する恐れのある行為。」
運営は最初にこれを、削除の理由としてメールで送ってきました。
私はほぼ毎日、画像を扱っています。それなりに知識も得ました。
フリー画像は前にもお話したとおり、作者併記の義務があったり、改変を禁じていたり、
改変後も著作は著作権者に残ったり、逆に素材サイトなので改変し素材としての価値を無くさないと
配布を許していなかったり、最初からどのような形でも配布を許していなかったり。
作者併記の義務があって改変を許してなくて、しかも配布も許していない……
そんな画像もフリー画像と紹介される事があります。
無料で使える、という意味です。自由に使えるわけではなかったりします。
私は、素材がどこまでの権利を持ち、どれだけの事が許されているかを判断するのに
クリエイティブコモンズを使っています。
日本の文化庁は、独自の判断基準としてCLIPライセンスというものを策定しようとしていました。
が、文化庁はそれを中止し、コモンズを支援すると表明しました。
なので、おそらく日本国内ではコモンズの判断基準に従って画像を判断すれば、著作侵害を犯すことは無いと思われます。
ただし、誤解していけないのは、コモンズの判断基準に法に基づく効力があるわけではない事です。
民法は、私達を縛ります。私達に対する命令ですね。ですが面白い事に、刑法は私達を縛るものではありません。
刑を扱う人を縛るものなのです。意外ですが、刑法違反できるのは裁判官だけなんですね。
なので、刑法には「人を傷つけてはならない」とは書いてないのです。「傷つけたものはこうしなさい」と書いています。
つまり、刑を扱う人に命令したものなのです。
その「こうしなさい」と言う内容が、私達への抑止力になっていますが、もともとは刑を扱う人を縛る法なのです。
法律には、必ずそれが「何を縛るものか」が定められています。コモンズが文化庁の支持を受けるほど
しっかりした団体であるにもかかわらず、法に基づく効力を持たない。
ここで変な事になってしまいます。「法的効力を持たない自由な画像」が存在してしまうのです。
著作権法は、使う人を縛ります。著作権者が不明のものを使う場合は文化庁に裁定を受ける必要があります。
第67条~ですね。おそらく、ここまでしか知らない方々はそういう画像を違法画像と判断するでしょう。
日本では幸い、文化庁のコモンズ支持によってそれを気にすることなく、これらの画像が利用できる事になりました。
ただし、残念な事にコモンズの判断に法的効力が無いのです。
つまりこの画像が自由である法的根拠は、コモンズですら示す事ができないということです。
コモンズも独自の判断で公共の財産を紹介しているに過ぎないのです。
これがパブリックドメインをフリーだと証明する事がどこにも出来ない根拠なのです。
公的財産は、あくまで公共の所有物なので、誰かがそれを何らかの法的根拠で証明は出来ないのです。
もちろん、公共の所有物なので誰かがそれに対し、突出した権限を持ち義務を負わせる事も出来ないのです。
コモンズですら、「これは使っていいですよ」と紹介しても法的効力があるわけではないのです。
逆にそれでも、証明をと望む人は自らそれを示し「だからあなたはこの法に従って私の言う通りにしなさい」
と命令する事はもちろん可能です。
その公共の財産が違法だと明確にして縛る法を示して。物凄く困難だとは思うのですが……。
お教え頂いたサイト、凄いですね。気に入りました。
ただ他のサイトと同じく、パブリックドメインである証明を併記してはいませんでした。
でも、画家のパブリックドメインは多いですね。私は画家ではブクローが大好きです。
すみません、長々とお話しましたが、なぜ私がパブリックドメインを使ったか、なぜ併記無しにこだわるのか。
そこを正直に申し上げます。
私がUPした画を見ていただければお分かりだと思いますが、素材を改変しています。
改変して他の人に使っていただくのが目的のものもあります。
なので完全に自由ではない「フリー画像」ではなく、「パブリックドメイン」を使いました。
改変し他の人に渡す事も目的のひとつです。なので、先ほど書いた条件に一つでも引っかかるような「フリー画像」
を使うことは出来ませんでした。もちろん、フリー画像の中にも併記不要で改変OKのものがあります。
いろいろ考えてこういう問題にならない為に、条件を満たした素材を選びました。
その素材がパブリックドメインである場合、公共の財産なので渡した人に「来歴の併記」を私が強制する権利はありません。
本来は公共で自由に扱える素材に対し、私だけが突出した権限で誰かにそれを強制は出来ないのです。
それでも、このサイトに併記の義務があるなら、渡したときに相手に「併記して下さい」と言わなければなりません。
これが私が最初に書いた「私一人だけの問題であれば」の意味なのです。
実は、私は争うのが苦手なので、この問題が無ければ恐らく「二度と利用しない」ですぐ終わっていたと思います。
凄く残念ですが今もそう思っています。もう画像をUPすることは無いと思います。
法とは、誰かに対して書かれた強制的な命令なのです。
法は何を縛るかを判断する簡単な方法は、「何が違反できるか」を考える事です。
先ほど刑法の話をしましたが、刑法に違反できるのは裁判官です。3年以上の懲役と決められているのに
2年にしてしまったら違反ですね。
著作権法に違反できるのは人です。なので、人ではなく「公共の画像」が違反という証明は難しいでしょう。
もちろん、逆に「公共の画像」が合法だと証明する事もです。
出来ないと断言はしません。私の知らない方法で人ではなく画像を違法と証明する方法が、他の法にあるかもしれません。
外国の絵の場合、証明しようとすればその国の法律まで理解しなければならなくなります。
なので本当は、他のサイトに証明を任せるのも難しいと思います。
その証明に使うサイトがどこまで信頼できるか、の定義も今は運営から示されているわけでは無いですから……。
近代法の思想に、「1000人の罪人を逃すとも一人の無辜を刑すなかれ」という言葉があります。
「疑わしきは罰せず」の原則の元になった思想です。
http://d.hatena.ne.jp/jinkenvip/20070331/1175335186
私が司書の友人に頂いた法学の本です。非常に面白い本でした。
以下ここからの引用になります。
>一人の無辜を刑したばっかりに、続々と無辜が罰せられ、「一人の罪人を逃さないために千人の無辜を刑す」
>ことになってしまうかもしれない。日本人は「そんな馬鹿なことあるわけない。明らかに犯人なんだから罰すべきだ」
>と考えるでしょう。私も同じです。しかし、デモクラシー裁判では「デュー・プロセス」が鉄則なのです。
>疑わしきは罰せずとは、このことを言います。
これは疑われている私を罰しないで欲しい、と引用したのではありません。(笑
ひとつ認めると、それは前例になって次々と同じ事がおこってしまう、という説明の為に引用しました。
つまり、一度「公共の財産」の併記を認めてしまったら「あのサイトでは併記を義務付けている」という前例になります。
本来は公共の財産として自由な権利を持つものにもかかわらず、です。
「一人の罪人を逃さないために千人の無辜を刑す」事になりかねません。
しかも私は罪人ではないと自分では思っています。なので
「一人の無辜を逃さないために千人の無辜を刑す」になると自分では思っています。
他のサイトでも、公共の財産の併記無しで使っておられる方はたくさんいらっしゃいます。
あのサイトのあいつが併記を認めた、と言われる可能性が全く無いとは言えないと思うのです。
これも私が最初に書いた「私一人だけの問題であれば」の意味なのです。
私も「公共の財産」を良く使う人間なので、この前例は認めるのは難しいです。
削除された前例は既にあるので……。
もちろん、他の場所でほぼ毎日画像を扱っていますので……。
いろいろとご助言頂いた事は深く心にとどめておきます。本当にありがとうございました。
これからの事は、色々な人の助言を聞いて決めようかと考えています。